早稲田大学政治経済学部(2024年度)西郷担当講義
講義の記録を目的としたページです。見栄えはよくありませんので、悪しからず。
(作成:西郷浩;掲示開始:2024年4月9日;最終更新:2025年1月28日)
統計学II(春学期02クラス・秋学期01クラス)
l 形式:オンデマンド授業
l 教科書:
Ø 野口和也・西郷浩(2014)『基本 統計学』培風館 第4章-第10章
Ø 講義スライドあり
l 参考書:
Ø 日本統計学会編(2015)『統計学基礎 改訂版』東京図書
l 内容:確率変数、推測統計の基礎
l 評価:小テスト50%+総合試験50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 母集団と標本、母数と統計量、確率標本抽出
2. 大数法則と中心極限定理
3. 正規分布から派生する確率分布:カイ2乗分布、t分布、F分布
4. 点推定の仕組み(不偏性、一致性、積率法、最尤法)
5. 区間推定の仕組み(母平均の区間推定、成功確率の区間推定)
6. 統計的仮説検定の仕組み、帰無仮説と対立仮説、棄却域
7. 片側検定と両側検定、母比率の検定
8. 母平均の差の検定、成功確率の差の検定、無作為割付
9. 対標本、分散に関する検定
10. 適合度検定と分割表における独立性の検定、p値
11. 回帰モデルの仕組み
12. 最小2乗法による回帰係数の推定量の性質
13. 回帰係数に関する推定と検定、残差プロットの見方
14. 重回帰分析の基本的な考え方
l 形式:対面講義
l 配布資料:
Ø 講義スライド
l 内容:
Ø 人口統計、世帯統計、事業所統計、SNA
l 講義記録:
1. 講義の進め方、人口に関する統計1
2. 人口に関する統計2(生命表の前まで)
3. 人口に関する統計2(生命表から)
4. 就業に関する統計1
5. 就業に関する統計2、賃金に関する統計
6. 賃金に関する統計、家計(消費)に関する統計1(消費関数の前まで)
7. 家計(消費)に関する統計1(消費関数から)、家計(消費)に関する統計2
8. 家計(消費)に関する統計2(財・サービス別の比較から)、余暇に関する統計
9. 余暇に関する統計(ゲームから)、経済指数1:指数の仕組み(複合指数まで)
10. 経済指数2:指数の仕組み(価格指数・数量指数から公理論的接近まで)
11. 経済指数3:経済指数の仕組み(指数の経済理論から)、消費者物価指数、ヘドニック法
12. 経済指数3:鉱工業指数、景気動向指数、日銀短観、景気ウォッチャー調査
13. オンデマンド講義:SNA、産業連関分析
14. 理解度の確認(2025_0127_08:55-09:55 22名)
日本の政治経済
第8・9・10回を担当(秋学期)
l 形式:対面講義・複数教員が担当
l 内容:統計からみた日本社会の変遷
l 配布資料:
1. 講義スライド
l 参考書:
Ø 西郷浩(2023)『公的統計による統計入門』日本統計協会
l 評価:期末試験100%
l 出席確認:なし
l 講義記録:
8. 日本の人口の変遷(2024年11月26日、第四部まで)
9. 日本の労働力の変遷(2024年12月3日、第四部まで)
10. 日本の消費行動の変遷(2024年12月10日)
基礎演習(31組)
l 形式:教室授業
l 曜日・時限・教室:月1@3-710
l 教科書:
1.
戸田山和久(2022)『最新版 論文の教室』NHKブックス
2.
橘木俊詔(2024)『資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか』講談社
3.
落合陽一(2020)『働き方5.0』小学館
l 内容:学術論文作成の作法+学術的文献の読み方
l 評価:講義における発表50%+レポート2つ50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 4月15日:自己紹介、新入生への連絡事項の伝達
2. 4月22日:プリント「分かりやすい分の構造」に基づく練習
3. 4月29日:教科書[1] 第1章、第2章、第3章
Ø 宿題:教科書[1]第3章練習問題3(87ページ)2024年5月12日23:59まで
4. 5月13日:教科書[1] 第4章、第5章
5. 5月20日:教科書[1] 第5章、第6章
Ø 準備:レポート1の見本、教科書[2]の候補
6. 5月27日:教科書[1] 教科書[1]第7章、第8章
Ø 宿題:レポート1(報告型の文章を作成して提出する。文章の構成、段落の構成、文の構成を意識しながら作成する。A4で1ページまたは2ページ。)締切:2024_0602_1759
Ø 宿題:輪読用図書の推薦(新書を原則として1,500円以下の本をひとり一冊選ぶ。締切:2024_0526_1700
7. 6月3日:レポート1についての論評(テーマ、本体パラグラフのトピック、トッピクを支持する事実の適切さ、の確認)、2つ目の教科書の選定
8. 6月11日:教科書[2] 第1章 格差の現実、第2章 資本主義社会へ
9. 6月17日:教科書[2] 第3章 資本主義の矛盾に向き合う経済学、第4章 福祉国家と格差社会、第5章 ピケティの登場
10. 6月24日:教科書[2] 第6章 ピケティ以降の格差論、第7章 経済成長か、公平性か、第8章 日本は格差を是正できるのか
11.
7月1日:教科書[1] 今後の予定、課題2 論文型の文章の作成
に関する説明、教科書[1] 第9章 参考文献の書き方など
Ø 課題2 論文型の文章を作成する。論文の体裁を整えること。期限:2024年7月31日
12.
7月8日:教科書[3] プロローグ、第1章 人はやがてロボットとして生きる?、第2章 いまを戦うために知るべき「時代性」
13. 7月15日:教科書[3] 第2章 いまを戦うために知るべき「時代性」、第3章 「天才」ではない、「変態」だ、エピローグ エジソンはメディアアーティスト だと思う
Ø レポート2:
@ 目標:論文(RQ、それへの解答、論証によって構成される文章)の作成
A テーマ:科学技術が人間社会に及ぼす影響
B 要件:教科書[2] and/or 教科書[3]+その他の文献が参照されていること。
14. 7月22日:レポート2についての報告(RQ、解答、論証の材料)10分/人
以上