早稲田大学政治経済学部(2020年度)西郷担当講義
講義の記録を目的としたページです。見栄えはよくありませんので、悪しからず。
(作成:西郷浩;掲示開始:2020年6月12日;最終更新:2021年2月8日)
ジャンプ: 統計学I 01(春学期)・02(秋学期);統計学II 01(春学期)・02(秋学期);基礎演習(春学期)30組・51組;AL演習(春学期)01組・02組;
統計学I 01(春Q)・02(秋Q)
l 形式:オンデマンド講義
l 教科書:
Ø 西郷 浩(2012)『初級 統計分析』新世社
Ø 野口和也・西郷浩(2014)『基本統計学』培風館 第1章-第3章
Ø 講義スライドあり
l 参考書:
Ø 日本統計学会編(2020)『改訂版 データの分析』東京図書
Ø 日本統計学会編(2015)『統計学基礎 改訂版』東京図書
l 内容:記述統計学の基礎(1次元データの要約、2次元データの要約)、確率の基礎
l 評価:小テスト55%+総合試験(オンライン試験)45%
l 出席確認:あり
l 講義記録:01(春Q)2020年5月11日から6月21日;02(秋Q)2020年9月25日から11月21日
1. 「統計学I・II」の進め方、「統計学I・II」で学ぶこと
2. 度数分布とヒストグラム、累積度数分布
3. 代表値、散らばりの尺度、幹葉表示、箱ひげ図
4. ローレンツ曲線、ジニ係数
5. 度数分布表からの近似計算(算術平均など)
6. 散布図、共分散、相関係数、分割表、関連係数
7.
回帰直線、最小二乗法、決定係数、残差プロット
8. 回帰分析の発展(多重回帰分析、変数変換)
9. 時系列データの見方、季節性
10. 推測統計学と記述統計学、標本空間、事象、確率、加法法則
11. 条件つき確率、乗法法則、事象の独立性
12. ベイズの定理とその応用
13. 確率変数:確率変数、確率変数の期待値と分散
14. 2項分布の定義、性質、応用、および正規分布の定義、性質
15. 同時確率分布と周辺確率分布、条件つき確率分布、確率変数の独立性、共分散、確率変数の和の分散
16. 総合試験:(春Q)6月15日-6月21日・(秋Q)11月16日-11月22日
統計学II 01(夏Q) ・02(冬Q)
l 形式:オンデマンド講義
l 教科書:
Ø 野口和也・西郷浩(2014)『基本統計学』培風館 第4章-第10章
Ø 講義スライドあり
l 参考書:
Ø 日本統計学会編(2015)『統計学基礎 改訂版』東京図書
l 内容:確率変数、推測統計の基礎
l 評価:小テスト55%+総合試験45%
l 出席確認:あり
l 講義記録:01(夏Q)2020年6月22日から2020年8月2日;02(冬Q)2020年11月22日から2021年2月1日
1. 母集団と標本、母数と統計量、確率標本抽出
2. 大数法則と中心極限定理
3. 正規分布から派生する確率分布:カイ2乗分布、t分布、F分布
4. 点推定の仕組み(不偏性、一致性、積率法、最尤法)
5. 区間推定の仕組み(母平均の区間推定、成功確率の区間推定)
6. 統計的仮説検定の仕組み、帰無仮説と対立仮説、棄却域
7.
片側検定と両側検定、母比率の検定
8. 母平均の差の検定、成功確率の差の検定、無作為割付
9. 対標本、分散に関する検定
10. 適合度検定と分割表における独立性の検定、p値
11. 回帰モデルの仕組み
12. 最小2乗法による回帰係数の推定量の性質
13. 回帰係数に関する推定と検定、残差プロットの見方
14. 重回帰分析の基本的な考え方
15. 復習、統計学II履修後の関連科目
16. 総合試験:(夏Q)7月27日-8月1日;(冬Q)1月25日-1月31日
基礎演習(30組・51組)
l 形式:オンラインによるライブ演習
l 曜日・時限・教室:月4(30組)・火4(51組)
l 教科書:
1.
戸田山和久(2012)『新版 論文の教室』NHKブックス
2.
井上智洋(2016)『人工知能と経済の未来:2030年雇用大崩壊』文春新書(30組)
3.
西村博之(2018)『論破力』朝日新書(51組)
l 内容:学術論文作成の作法+学術的文献の読み方
l 評価:講義における発表50%+レポート2つ50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
0. 4月27・28日:Collaborate 接続確認
1. 5月11・12日:自己紹介、新入生への連絡事項の伝達、第1章、第2章
2. 5月18・19日:教科書[1] 第3章、第4章
3. 5月25・26日:教科書[1] 第5章
4. 6月1・2日:教科書[1] 第6章、第7章
5. 6月8・9日:教科書[1] 第8章
6. 6月15・16日:教科書[1] 第9章、レポート1
Ø 報告型のレポートをひとつ作成する。期限:2020年6月21日・22日
7. 6月22日:教科書[2] 17-58ページ
6月23日:教科書[3] 16-63ページ
8. 6月29日:教科書[2] 76-107ページ
6月30日:教科書[3] 64-115ページ
9.
7月6日:教科書[2] 107-146ページ
7月7日:教科書[3] 116-167ページ
10.
7月13日:教科書[2] 149-199ページ
7月14日:教科書[3] 168-214ページ
11. 7月20日:教科書[2] 203-244ページ
7月21日:教科書[3] 215-246ページ
12. 7月27・28日:レポート2についての報告(RQ、解答、論証の材料)
アカデミック・リテラシー演習「R による数値計算・統計分析入門」(01組・02組)
l 形式:オンラインによるライブ演習
l 曜日・時限・教室:春学期・月1(01組)・月2(02組)
l 教科書:
1.
舟尾暢男(2016)『The R Tips 第3版』オーム社(01組)
2.
舟尾暢男『The R Tips』(02組)http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r.html
l 内容:Rによる数値計算と統計分析の入門
l 評価:講義における発表50%+レポート50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
0. 4月27日:Collaborate 接続確認
1. 5月11日:自己紹介、Rのインストール
2. 5月18日:第2章 電卓としてRを使う、第3章 代入(付値)
3. 5月25日:第4章 ベクトルの基本、第5章 関数定義とプログラミング入門
4. 6月1日:第5章 関数定義とプログラミング入門
5. 6月8日:第5章 関数定義とプログラミング入門、第7章 グラフ作成入門
6. 6月15日:経済データ分析 第1節
7. 6月22日:経済データ分析 第2節-第7節第1項
8. 6月29日:経済データ分析 第7節第2項-第3項
9.
7月6日:経済データ分析 第7節第4項、第8節
10.
7月13日:経済データ分析 第9節、第10節、第11節第6項
11. 7月20日:経済データ分析、第17章シミュレーション:第11節第8項、10回のコイントス
12. 7月27日:第17章シミュレーション
Ø 期末レポート提出(2020年8月2日締め切り)
経済統計
l 形式:オンラインによるライブ講義
l 曜日・時限・教室:月1
l 教科書:なし
l 内容:公的統計の利用方法と作成方法
l 評価:講義における発表50%+レポート2つ50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 9月28日:講義の進め方、人口に関する統計1(静態統計と動態統計)
2. 10月5日:人口に関する統計1(続き)、人口に関する統計2(出生率)
3. 10月12日:人口に関する統計2、労働に関する統計1
4. 10月19日:労働に関する統計2
5. 10月26日:賃金に関する統計
6. 11月2日:家計に関する統計1
7. 11月9日:家計に関する統計2
8. 11月16日:家計に関する統計(続)、余暇に関する統計1
9. 11月23日:余暇に関する統計2、経済指数1:指数の仕組み
10. 11月30日:経済指数1:指数の仕組み、経済指数2:消費者物価指数
11. 12月7日:経済指数2:消費者物価指数、鉱工業指数
12. 12月14日:経済指数3:景気動向指数、短観、景気ウォッチャー調査
13. 12月21日:SNA統計
14. 1月18日:産業連関分析
15. 1月25日:統計調査における誤差、日本の統計制度
基礎演習(58組・74組)
l 形式:オンラインによるライブ演習
l 曜日・時限・教室:月3(58組)・火4(74組)
l 教科書:
1.
戸田山和久(2012)『新版 論文の教室』NHKブックス
2.
小川さやか(2016)『「その日暮らし」人類学 もう一つの資本主義経済』光文社
3.
山本太郎(2011)『感染症と文明—共生への道』岩波書店
4.
マイケル・サンデル(鬼塚忍
訳)(2011)『これから「正義」の話をしよう』早川書房
l 内容:学術論文作成の作法+学術的文献の読み方
l 評価:講義における発表50%+レポート2つ50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 9月28・29日:自己紹介、新入生への連絡事項の伝達、第1章、第2章
2. 10月5・6日:教科書[1] 第3章、第4章
3. 10月12・13日:教科書[1] 第5章
4. 10月19・20日:教科書[1] 第6章、第7章
5. 10月26日:教科書[1] 第8章
10月27日:受講者の体調不良により休講
6. 11月2日:教科書[1] 第9章、レポート1
11月3日:教科書[1] 第8章
(ア) 58組 報告型のレポートをひとつ作成する。期限:2020年11月8日・16日
7. 11月9日:レポート1についての論評
11月10日:教科書[1] 第9章、 レポート1
8. 11月16日:教科書[2] プロローグ、第1章
11月17日:レポート1についての論評
9.
11月23日:教科書[2] 第2章(受講者による報告)
11月24日:教科書[4] 第1章、第2章
10.
11月30日:教科書[2] 第3章、第4章(受講者による報告)
12月1日:教科書[4] 第3章、第4章(受講者による報告)
11. 12月7日:教科書[2] 第5章、第6章(受講者による報告)
12月8日:教科書[4] 第5章、第6章
12. 12月14日:登録者欠席のため休講
12月15日:教科書[4] 第6章、第7章
13. 12月21日:教科書[3] プロローグ
12月22日:教科書[4] 第8章、第9章
14. 1月18日:教科書[3] 第2章から第4章
1月12日:登録者の欠席のため休講
15. 1月25日:レポート2についての報告(RQ、解答、論証の材料)
1月19日:登録者の欠席のため休講
アカデミック・リテラシー演習「R
による実証分析入門」(01組・02組)
l 形式:オンラインによるライブ演習
l 曜日・時限・教室:秋学期・火1(01組)・火2(02組)
l 教科書:
1.
星野匡郎・田中久稔(2016)『Rによる実証分析 回帰分析から因果分析へ』オーム社
l 内容:Rによる因果分析入門
l 評価:講義における発表50%+レポート50%
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 9月29日:自己紹介、Rのインストール
2. 10月6日:第1章 回帰分析の目的、第2章 統計の基礎知識
3. 10月13日:第2章 統計の基礎知識
4. 10月20日:第3章 確率論の基礎
5. 10月27日: 第3章 確率論の基礎、第4章 回帰分析の基礎
6. 11月3日:第4章 回帰分析の基礎
7. 11月10日:第5章 推測統計の基礎
8. 11月17日:第5章 推測統計の基礎、第6章 相関関係と因果関係
9.
11月24日:第6章 相関関係と因果関係、第7章 外生変数と内生変数
10.
12月1日:第7章 外生変数と内生変数
11. 12月8日:第8章 ランダム化実験、第9章 マッチング法
12. 12月15日:第10章 回帰不連続デザイン、第11章 操作変数法
13. 12月22日:第11章 操作変数法(操作変数の具体例から)
14. 1月12日:期末レポートテンプレートの説明、期末レポートの内容についての報告 その1
15. 1月19日:期末レポートテンプレートの説明、期末レポートの内容についての報告 その2
16. 1月26日:個別相談(01クラスの希望者)
以上