早稲田大学政治経済学部(2009年度)西郷担当講義
講義の記録を目的としたページです。見栄えはよくありませんので、悪しからず。
(作成:西郷浩;掲示開始:2009年3月16日;最終更新:2009年11月17日)
ジャンプ:統計学入門 01(前期)・02(後期); 統計学(旧 統計理論)01(前期);総合基礎演習α(前期)
統計学入門 01(前期)・02(後期)
l オンデマンド講義
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PC室における教員アワー(「統計学入門」についての質問に対応するため西郷がPC室にいる曜日・時限)
前期:土1@4-307(ただし、予告なくキャンセルされる可能性あり)
後期:土1@4-307(ただし、予告なくキャンセルされる可能性あり)
計算実習のための自習型PC教材:ここ
注:自習型PC教材は MS Excel 2003(構内PC標準装備)対応版です。MS Excel 2007 で実習したい場合には、以下の書籍などを参考に各自で対応してください。
縄田 和満(2007)『Excel による統計入門[Excel 2007 対応版]』朝倉書店 ISBN 978-4-254-122172-8
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教科書:東京大学教養学部統計学教室編(1991)『統計学入門』東京大学出版会
Ø 範囲:第1章から第3章
Ø 講義スライドあり
l 内容:記述統計学の基礎(1次元データの要約、2次元データの要約)
l 評価:課題提出+期末試験
l 出席確認:あり
l 講義記録:01(前期)
1. (4月 6日の週):「統計学入門」の進め方、「統計学入門」で学ぶこと、MS Excelの基礎
2. (4月13日の週):度数分布とヒストグラム、PC実習
3. (4月20日の週):代表値、散らばりの尺度、PC実習
4. (4月27日の週):ローレンツ曲線、ジニ係数、PC実習
5. (5月11日の週):度数分布表からの近似計算(算術平均など)、PC実習
6. (5月18日の週):散布図、共分散、相関係数、分割表、関連係数、PC実習
7. (5月25日の週):回帰直線、最小二乗法、決定係数、残差プロット、PC実習
8.
(6月 1日の週):回帰分析の発展(多重回帰分析、変数変換)、PC実習
9. (6月 8日の週):価格指数・数量指数、PC実習
10. (6月15日の週):消費者物価指数と鉱工業指数、PC実習
11. (6月22日の週):需要分析、PC実習
12. (6月29日の週):人口統計
13. (7月 6日の週):就業統計
14. (7月13日の週):景気に関する統計
15. (7月20日の週):統計を使ったレポートの構成、今後の学習のために、期末試験について
16. 前期試験:日時・場所未定
Ø 「学生による授業評価」にご協力を。Waseda net ポータルからweb上でご回答願います。
l 講義記録:02(後期)
1. ( 9月28日の週):「統計学入門」の進め方、「統計学入門」で学ぶこと、MS Excelの基礎
2. (10月 5日の週):度数分布とヒストグラム、PC実習
3. (10月12日の週):代表値、散らばりの尺度、PC実習
4.
(10月19日の週):ローレンツ曲線、ジニ係数、PC実習
5.
(10月26日の週):度数分布表からの近似計算(算術平均など)、PC実習
6. (11月 2日の週):散布図、共分散、相関係数、分割表、関連係数、PC実習
7. (11月 9日の週):回帰直線、最小二乗法、決定係数、残差プロット、PC実習
8. (11月16日の週):回帰分析の発展(多重回帰分析、変数変換)、PC実習
9. (11月23日の週):価格指数・数量指数、PC実習
10. (11月30日の週):消費者物価指数と鉱工業指数、PC実習
11. (12月 7日の週):需要分析、PC実習
12.
(12月14日の週):人口統計
13. (12月21日の週):就業統計
14. ( 1月11日の週):景気に関する統計
15. ( 1月18日の週):統計を使ったレポートの構成、今後の学習のために、期末試験について
16. 後期試験:日時・場所未定
統計学(旧 統計理論)01(前期)
l 曜日・時限・教室:01(前期) 火1・7-218&金1・7-218
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教科書:東京大学教養学部統計学教室編(1991)『統計学入門』東京大学出版会
Ø 範囲:第4章 から第13章
Ø 講義スライドあり
l 内容:推測統計学の基礎
l 評価:中間試験・期末試験
l 出席確認:あり
l 講義記録:01(前期)
1. 4月 7日:講義の進め方、確率
2. 4月10日:加法定理、条件付確率、乗法定理、統計的独立、Bayesの定理(3つのコインの問題)
3.
4月14日:条件付確率の再説、Bayesの定理の応用(3つのドアの問題、入学試験問題、2つのツボの問題)
4. 4月17日:確率変数、確率分布、期待値、分散、離散型確率変数と連続型確率変数
5. 4月21日:連続型確率変数の確率分布(確率密度関数)・期待値・分散、一次式による変数変換と確率分布
6. 4月24日:一次式による変数変換と期待値・分散、確率変数の標準化、二次元確率変数の同時確率分布
7. 4月28日:二次元確率変数の同時確率分布・周辺確率分布・条件つき確率分布、確率変数の独立性、共分散
8. 5月 8日:共分散の定義、確率変数の和の期待値
9. 5月12日:確率変数の和の分散、確率変数の独立性と共分散
10. 5月15日:二項分布
11. 5月19日:二項分布の応用(2つのツボの問題から)、ポアソン分布、正規分布の性質、確率変数の標準化と正規分布
12. 5月22日:正規分布表の使い方、問題演習
13. 5月26日:算術平均の確率分布と期待値・分散、大数の法則
14. 5月29日:大数の法則、中心極限定理、中心極限定理の応用(二項分布の正規近似)
¨ 予定していた中間試験はコースナビ上の小テストに切り替えました)
15. 6月 2日:母集団、標本、標本抽出、母数、統計量、統計量の標本分布
16. 6月 5日:統計量の標本分布(復習)、推測統計学、推定・検定とは、点推定と区間推定、点推定の方法(モーメント法と最尤法)
17. 6月 9日:最尤法の二項分布への適用、点推定量の選定基準(不偏性、一致性)
18. 6月12日:質問への回答(不偏性との関係で母分散の推定について説明)、点推定量の選定基準(最小分散性、漸近正規性、有効性)、区間推定の基本的な考え方
19. 6月16日:区間推定(標本が大きいときの正規近似にもとづく母平均の推定、正規母集団からの標本による母平均の推定)
20. 6月19日:区間推定(正規母集団からの標本による母平均・母分散の推定、二項母集団からの標本による成功確率の推定)
21. 6月23日:区間推定(有限二項母集団からの標本による母比率の推定)、統計的仮説検定の考え方、右側検定
22. 6月26日:母平均についての検定(右側検定、左側検定、両側検定)
23. 6月30日:母比率・成功確率についての検定(右側検定、左側検定、両側検定)
24. 7月 3日:母平均の差の検定、母比率の差の検定、適合度検定
25. 7月 7日:適合度検定、質的要因(分割表の表頭と表側の要因)の独立性の検定
26. 7月10日:F検定(分散比の検定、母平均・母平均の差の検定)
27. 7月14日:回帰モデルの仕組み、最小二乗法による回帰係数の点推定、誤差と残差、誤差の分散の推定
28. 7月17日:回帰係数の推定・検定
29. 7月21日:MS Excel による回帰式に関する推定・検定、残差の検証
30. 7月24日:期末試験とまとめ
Ø 「学生による授業評価」にご協力を。
l 曜日・時限・教室:水1・1-311
l 教科書
Ø [1] 木下 是雄(1981)『理科系の作文技術』中央公論社(中公新書624)
Ø [2] 佐藤 俊樹(2000)『不平等社会日本』中央公論社(中公新書1537)
Ø [3] 玄田 有史(2005)『仕事のなかの曖昧な不安』中央公論社(中公文庫)
l 内容:大学における研究のための技術習得
Ø 情報の検索、文献の読み方、レポートの書き方、発表の仕方、など
l 評価:ゼミにおける参加状況+発表+レポート
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 4月 8日:総合基礎演習で目指すもの
2. 4月15日:図書館の利用方法@中央図書館
3. 4月22日:演習:道順の説明、教科書[1] 第3章 文章の組み立て、第4章 パラグラフ
4. 4月29日:教科書[1] 第5章 文の構造と文章の流れ、第6章 はっきり言い切る姿勢
5. 5月13日:教科書[1] 第7章 事実と意見、第8章 分かりやすく簡潔な表現
6. 5月20日:身近な題材による小論文の作成・批評(1)
7. 5月27日:身近な題材による小論文の作成・批評(2)
8. 6月 3日:教科書[2]の発表 序章、第1章
9. 6月10日:図書館の活用方法@PC室(4-307)
10. 6月17日:教科書[2]の発表 第2章、第3章
11. 6月24日:教科書[2]の発表 第3章
12. 7月 1日:教科書[2]の発表 第4章、第5章、
13. 7月 8日:教科書[2]の発表 終章;教科書[3]の発表 プロローグ、第2章、
ü レポート:
@ 内容:教科書[2], [3] から各自の関心によってひとつのテーマを選び、教科書[1]から学んだ文章作成の方法を意識してレポートを作成せよ。
A 提出期限:2009年7月22日(水)講義開始時
B 書式:A4用紙(5ページ程度)
C 注意:1ページ目に、作成年月日・タイトル・ゼミ生番号・指名を記入すること。
14. 7月15日:教科書[3]の発表 第1章、第3章、第4章
15. 7月22日:教科書[3]の発表 第5章、第6章、第7章(第8章・終章はハンドアウト提出のみ)、レポート提出
以上