早稲田大学政治経済学部(2008年度)西郷担当講義

 

講義の記録を目的としたページです。見栄えはよくありませんので、悪しからず。

 

(作成:西郷浩;掲示開始:2008311日;最終更新:2009117日)

 

ジャンプ:統計学入門 01(前期)02(後期) 統計学(旧 統計理論)01(前期)

 

統計学入門 01(前期)02(後期)

l         曜日・時限・教室:01(前期) 115-30202(後期) 18B-101

l         計算実習のためのTAアワー(「統計学入門」の計算実習についての質問に対応するTAがいる曜日・時限・場所)
前期:(1)火1@4-307(2)54-307
後期:金54-307(西郷が担当。ただし、校務等により常駐できるとは限らず、予定も無断で変更されることがあります。)
 101717:00-17:50102417:00-17:50103117:00-17:50
 111416:20-17:50112116:20-17:50112816:20-17:50
 12 516:20-17:50121216:20-17:50
計算実習のための自習型PC教材:ここ
注:自習型PC教材は MS Excel 2003(構内PC標準装備)対応版です。MS Excel 2007 で実習したい場合には、以下の書籍などを参考に各自で対応してください。
 縄田 和満(2007)Excel による統計入門[Excel 2007 対応版]』朝倉書店 ISBN 978-4-254-122172-8

l         教科書:東京大学教養学部統計学教室編(1991)『統計学入門』東京大学出版会

Ø         範囲:第1章から第3

Ø         講義スライドあり

l         内容:記述統計学の基礎(1次元データの要約、2次元データの要約)

l         評価:課題提出+期末試験

l         出席確認:あり

l         講義記録:01(前期)

1.        49日:講義のルール、講義の概要、計算実習について

2.        416日:度数分布の概念、単峰性と多峰性、分布の歪み 教科書pp.17-26 スライド第222枚目まで

3.        423日:累積分布関数、代表値、代表値と分布の歪み、加重平均 教科書pp. 28-35.

4.        430日:散らばりの尺度(範囲・四分位偏差・分散・標準偏差・変動係数)、変数の標準化、偏差値 教科書pp. 35-39.

Ø         課題1:(同じ内容を CourseN@vi にも掲示)

ü         内容:第1回講義対応の自習型PC教材(以下ムービー)を参考に、以下の2つのグラフを作成しなさい。
(1) 15
歳以上人口と労働力人口の時系列グラフ(折れ線グラフ)
(2)
都道府県別労働力人口比率(棒グラフ)

ü         使用データ:ムービーから入手できる labor01.xls を使用する。

ü         提出方法:CourseN@viに添付したMS Wordファイルに、学籍番号と氏名を記入したうえで、2つのグラフを所定の箇所に貼り付け(コピー&ペースト)して、CourseN@viを利用してオンラインで提出すること。

ü         提出期限:20085149:00まで

5.        5 7日:不均等度の尺度(ローレンツ曲線、ジニ係数) 教科書pp. 26-27.

6.        514日:2次元データ、散布図、相関、分割表 教科書pp. 41-52.

7.        521日:質的変数の分割表、関連係数、回帰直線、最小二乗法、決定係数 教科書pp. 58-63.

Ø         課題2:(同じ内容を CourseN@vi にも掲示)

ü         内容:第234回講義対応の自習型PC教材(以下ムービー)を参考に、以下の実習をおこないなさい。
(1)
都道府県別完全失業者数(平成17年国勢調査データ)のヒストグラムの作成(階級幅は任意に設定してよい)
(2)
上の(1)データの代表値(算術平均、中央値、最頻値)の計算
(3)
上の(1)データの散布度(範囲、四分位偏差、分散、標準偏差、変動係数)の計算

ü         使用データ:ムービーから入手できる labor02.xls を使用する。

ü         提出方法:CourseN@viに添付したMS Wordファイルに、学籍番号と氏名を記入したうえで、(1)はヒストグラムを貼り付け、(2)(3)は正しい数字を記入して、CourseN@viを利用してオンラインで提出すること。

ü         提出期限:2008611900まで

8.        528日:校務出張(オンラインで補講)

9.        6 4日:価格指数・数量指数の基本的な考え方

10.    611日:消費者物価指数の作成方法と利用方法

11.    618日:基本的な需要分析

12.    625日:人口統計(静態人口、動態人口、人口推計)

13.    7 2日:就業に関する統計(国勢調査、労働力調査、就業構造基本調査)

14.    7 9日:国内総生産の測定、今後の学習のために、前期試験について

Ø         「学生による授業評価」にご協力を。Waseda net ポータルからweb上でご回答願います。

l         講義記録:02(後期)

1.        103日:講義のルール、講義の概要、計算実習について

2.        1010日:度数分布の概念、単峰性と多峰性、分布の歪み 教科書pp.17-26.

3.        1017日:代表値、代表値と分布の歪み、度数分布表からの代表値の近似計算、バラツキの重要性、範囲と四分位偏差 教科書pp. 28-36.

4.        1024日:分散と標準偏差、変動係数、変数の標準化、ローレンツ曲線 教科書 pp. 36-39, 26-27.

Ø         課題1:(同じ内容を CourseN@vi にも掲示)

ü         内容:第1回講義対応の自習型PC教材(以下ムービー)を参考に、以下の2つのグラフを作成しなさい。
(1)
完全失業率の時系列グラフ(折れ線グラフ)
(2)
都道府県別完全失業率(棒グラフ)

ü         使用データ:ムービーから入手できる labor01.xls を使用する。

ü         提出方法:CourseN@viに添付したMS Wordファイルに、学籍番号と氏名を記入したうえで、2つのグラフを所定の箇所に貼り付け(コピー&ペースト)して、CourseN@viを利用してオンラインで提出すること。

ü         提出期限:2008117900まで

5.        1031日:ジニ係数、二次元データによる関係の分析、散布図、相関の符号・強弱、共分散、相関係数 pp. 41-46, 47-51.

6.        11 7日:分割表、回帰直線、最小二乗法 pp. 45-47, 58-60.

Ø         課題2:(同じ内容をCourseN@vi にも掲示)

ü         内容:第2回から第4回講義対応の自習型PC教材(ムービー)を参考に、都道府県別完全失業者数について、以下のものを求めなさい。
(1)
階級幅を20(千人)とした度数分布表に対応するヒストグラム(ヒストグラムのみ提出)
(2)
算術平均、中央値、(1)のヒストグラムに対応する最頻値
(3)
範囲、四分位偏差、分散、標準偏差、変動係数

ü         データ:第2回講義対応の自習型PC教材から入手できる labor02.xls

ü         提出は、添付の提出用ファイルを利用して、コースナビでおこなうこと。メールへの添付ファイルは受け付けない。

ü         なお、必ずしも自習型PC教材と同じ作業を求めているのではないことに注意すること。課題1では、課題の内容を早合点して、自習型PC教材で説明してある作業をそのまま提出した受講者が多かったので注意すること。

ü         提出期限:200811219:00AMまで

7.        1114日:決定係数、散布図への直線の描きこみ、回帰平面 pp. 60-63.

8.        1121日:回帰平面、変数変換 pp. 63-64.

9.        1128日:価格指数の仕組み

10.    12 5日:物価指数、消費者物価指数

Ø         課題3:(同じ内容をCourseN@vi にも掲示)

ü         内容:第6回・第7回・第8回講義対応の自習型PC教材(以下ムーピー)を参考に、以下の作業の結果を提出用MS Word ファイルにまとめて提出しなさい。データは第6回ムーピーから入手できる hc1.xls を使用すること。

1.      縦軸を食料費、横軸を消費支出とした散布図。

2.      縦軸を食料費の常用対数、横軸を常用消費支出の対数とした散布図。

3.      食料費を y 、消費支出を x (説明する変数)としたときの、回帰式 log y = a + b log x を最小二乗法によって推定した場合の係数 a, b の値。ただし、log は常用対数とする。

4.      上の計算の結果から判断して、消費支出が増えていくと、消費支出に占める食料費の割合は、大きくなるか、小さくなるか。

ü         提出期限:200812199:00AM

ü         注意:コースナビ経由で提出すること。メールによる添付ファイルは受け取らない。

11.    1212日: 基本的な需要分析(ビールの需要関数)

12.    1 9日:人口統計(静態統計、動態統計)

13.    116日:人口統計(人口推計)、今後の学習のために、学年末試験について

 

統計学(旧 統計理論)01(前期)

l         曜日・時限・教室:01(前期) 17-218&金17-218

l         教科書:東京大学教養学部統計学教室編(1991)『統計学入門』東京大学出版会

Ø         範囲:第4章 から第13

Ø         講義スライドあり

l         内容:推測統計学の基礎

l         評価:中間試験・期末試験

l         出席確認:あり

l         講義記録:01(前期)

1.        411日:講義のルール、教科書の提示、講義の内容、受講上の注意、教科書第4 確率(pp. 61-79)、スライド第1回・第2回(10枚目まで)

2.        415日:加法定理、条件つき確率、事象の独立性、乗法定理、3つのコインの問題(問題説明のみ)、教科書第4 確率(pp. 80-83)、スライド第2回(11-15枚、19-20枚)

3.        418日:Bayes の定理、3つのコインの問題(解答)、3つのドアの問題、3人の囚人の問題、教科書第4章確率(pp. 84-85)、スライド第2回(16-18枚)

4.        422日:確率変数、確率変数の確率分布・期待値・分散、変数変換と確率変数、教科書第5章確率変数(pp. 87-99

5.        425日:変数変換と確率変数の期待値・分散 教科書第5章確率変数(pp. 96-99

6.        5 2日:確率変数の復習、累積分布関数、二項分布、ポアソン分布 教科書第5章・第6章(pp. 111-116

¨         小テストを CourseN@vi に掲示してあります。

7.        5 9日:確率変数の標準化(具体例)、正規分布 教科書第6章(pp. 120-122.

8.        513日:正規分布、多次元確率分布 教科書 6章、第7章(pp. 122-123, 133-136

9.        516日:多次元確率分布(共分散、確率変数の和の期待値・分散、平均の期待値・分散) 教科書第7章(pp. 136-144, 148-149.

10.    520日:大数の法則、中心極限定理 教科書第8章(pp. 155-171

11.    523日:問題演習(第10回スライド)

12.    527日:校務出張のため休講(オンラインで補講。教科書第9 pp. 175-189.

13.    530日:校務出張のため休講(オンラインで補講。教科書第10 pp. 193-203, 11pp. 213-222.

14.    6 3日:中間試験

15.    6 6日:統計量の標本分布 教科書第9 pp. 175-189.(補講内容の確認)

1.        610日:母平均の区間推定 教科書第11 pp. 225-226.

2.        613日:母平均の区間推定、母比率の区間推定 教科書第11 pp. 226, 229-230、中間テストの解説

3.        617日:中間テストの解説(続き)、統計的仮説検定の基本的な考え方、帰無仮説と対立仮説 教科書第12 pp. 233-237.

4.        620日:右側検定 教科書第12 pp. 237-239.

5.        624日:右側検定、左側検定、両側検定、問題演習12.1 p. 252. 教科書第12pp. 237-239

6.        627日:母比率の検定 教科書第12 p. 250.

7.        7 1日:母比率の差の検定、母平均の差の検定 教科書第12pp. 242-244, 254-255.

8.        7 4日:回帰分析 教科書第13 pp. 257-263.

9.        7 8日:回帰分析 教科書第13 pp. 267-270.

10.    711日:期末試験

¨         試験時間:9:1010:2070分)(問題用紙・答案用紙の配布・回収のため、9:00集合、10:30解散)

¨         範囲:教科書第9章から第12章(ただし、講義中にあつかった範囲のみ)とくに、母平均・母比率の推定・検定

¨         持ち込み:すべて可(ただし、学部の規則によって禁止されているものを除く)

¨         問題の形式:大きな設問が2つ

¨         78日の講義終了の後は、試験に関する個別の質問には答えません。

Ø         「学生による授業評価」にご協力を。

 

 

以上