早稲田大学政治経済学部(2007年度)西郷担当講義
講義の記録を目的としたページです。見栄えはよくありませんので、悪しからず。
(作成:西郷浩;掲示開始:2007年4月1日;最終更新:2008年1月18日)
ジャンプ:統計学入門 01(前期)・02(後期); 統計学(旧 統計理論)01(前期) ;計量分析入門02(前期)
統計学入門 01(前期)・02(後期)
l 曜日・時限・教室:01(前期) 水1・15-302;02(後期) 金1・14-102
l
教科書:東京大学教養学部統計学教室編(1991)『統計学入門』東京大学出版会
Ø 範囲:第1章から第3章
Ø 講義スライドあり
l 内容:記述統計学の基礎(1次元データの要約、2次元データの要約)
l 評価:期末試験
l 出席確認:あり
l 講義記録:01(前期)
1. 4月11日:講義のルール、講義の概要、翌週使用するデータの説明
2. 4月18日:度数分布表の作成、ヒストグラムの作成、階級の構成、分布の見方(峰の数、対称性)pp. 18—26.
3. 4月25日:累積度数分布、累積度数分布の応用(全国物価統計調査の例)、代表値(算術平均、中央値、最頻値)pp. 28—35.
4. 5月2日:散らばりの尺度(範囲、四分位偏差、平均偏差、分散、標準偏差、変動係数)pp. 35—39.
5. 5月9日:不均等度の尺度(ローレンツ曲線、ジニ係数)、中央値の近似計算 pp. 26—27.
6. 5月16日:1次元データと2次元データの相違、散布図、共分散、相関係数、分割表、関連係数 pp. 41—54.
¨ 5月23日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。)
7.
5月30日:回帰直線、最小二乗法、決定係数 pp.
58—63.
Ø 休講への対応:6月13日の講義で第9回・第10回のスライドを説明する。
8. 6月6日:回帰直線の事後的な評価(散布図に回帰直線を描き込むことの効用)、平面の当てはめ、変数変換(とくに対数変換)pp. 63—64.
9. 6月13日:価格指数・数量指数の基礎、物価指数(第9回スライド)
10. 6月20日:消費者物価指数(第10回スライド)
11. 6月27日:ビールの需要分析(第11回スライド)
12. 7月4日:人口統計(第12回スライド、No. 37まで)
13. 7月11日: 人口統計(第12回スライド、No.38から)、前期末試験について
Ø 「学生による授業評価」にご協力を。Waseda net ポータルからweb上でご回答願います。
l 講義記録:02(後期)
1. 10月5日:講義のルール、講義の概要、翌週使用するデータの説明、記号の説明 pp. 17—18.(第1回スライド+第2回スライド p. 7 まで)
2. 10月12日:度数分布の概念、度数分布表の作成、ヒストグラムの作成、階級の構成、分布の見方(峰の数、対称性、中心の位置、散らばり)、累積度数分布 pp. 18—26.
3. 10月19日:代表値(算術平均・中央値・最頻値)、散らばりの尺度(範囲、四分位偏差、平均偏差)pp. 28—37.
4. 10月26日:散らばりの尺度(分散、標準偏差、変動係数)、変数の標準化、ローレンツ曲線 pp. 37—39, 26—27.
11月2日:休講(体育祭)
5. 11月9日:ローレンツ曲線、ジニ係数、2次元データ、散布図、共分散 pp. 26—27, 41—45, 49.
6. 11月16日:共分散・相関係数、分割表、同時分布・周辺分布・条件付分布、連関度 pp. 45—54.
7. 11月30日:回帰直線、最小二乗法、決定係数、残差プロット pp. 58—63.
8. 12月7日:重回帰分析、変数変換、対数変換の意味 p.63.
9. 12月14日:価格指数・数量指数、消費者物価指数
10.
1月11日:ビールの需要分析
11. 1月18日:人口統計、今後の学習のために、学年末試験について
統計学(旧 統計理論)01(前期)
l 曜日・時限・教室:01(前期) 火1・7-218&金1・7-218
l
教科書:東京大学教養学部統計学教室編(1991)『統計学入門』東京大学出版会
Ø 範囲:第4章 から第13章
Ø 講義スライドあり
l 内容:推測統計学の基礎
l 評価:中間試験・期末試験
l 出席確認:あり
l 講義記録:01(前期)
1. 4月10日:講義のルール、教科書の提示、講義の内容、受講上の注意、ランダムネスと確率、確率の定義(pp. 67-79)
2. 4月13日:加法定理、条件つき確率、乗法定理、Bayesの定理(pp. 80-85)
3.
4月17日:問題練習 4.1, 4.4, 4.7(pp. 85-86)
4. 4月20日:確率変数、確率変数の確率分布、確率変数の期待値・分散、確率変数と一次変換(pp. 87-98)
5. 4月24日:確率変数と一次変換(期待値と分散の変化)、確率変数の標準化(pp. 96—99.)
6. 4月27日:チェビシェフの不等式、二項分布(pp. 104—105, 111—113.)
7. 5月2日:二項分布にしたがう確率変数の期待値・分散、経験的成功率の性質(チェビシェフの不等式の応用)、正規分布(pp. 112, 120—121.)
8. 5月9日:正規分布の使い方(pp. 121—123.)、練習問題
9. 5月11日:練習問題解答、多次元確率関数とその導入の理由、同時確率と周辺確率
10. 5月15日:条件つき確率、確率変数の独立性、共分散と相関係数(pp. 134—138, 141—145.)
11. 5月18日:確率変数の和の期待値・分散、独立な確率変数の和の期待値・分散(pp. 148—149.)
¨ 5月22日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
¨ 5月25日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
¨ 5月29日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
12. 6月1日:正規分布の再生性、中心極限定理、二項分布の正規近似(pp. 151, 162—171.)
Ø 中間試験の代替方法については政治経済学部webpageを参照のこと。
Ø 休講への対応:講義時間外に2コマの補講(問題演習)を予定。日時未定。
13. 6月5日:中心極限定理の復習、母集団と標本、確率標本抽出、母数と統計量、統計量の標本分布(pp. 175—186.)
14. 6月8日:統計量の標本分布(p. 186)、統計的推測の基本的な考え方(統計量の標本分布がなぜ大切か、それが区間推定にどう使われるか)
15. 6月12日:点推定と区間推定、点推定量の性質、区間推定の考え方(pp. 213—226)
16. 6月15日:母平均の区間推定(大標本法と小標本法、p. 226)
17. 6月19日:母比率の区間推定(pp. 229—230.)、統計的仮説検定の基本的な考え方
18. 6月22日:帰無仮説と対立仮説、第1種の過誤と第2種の過誤、有意水準(pp. 233—237.)
19. 6月26日:前回の復習(JR線架線事故により欠席者への配慮)、右側検定(pp. 237—239.)
20. 6月29日:母平均の検定(右側検定・左側検定・両側検定、pp. 239—241.)
21. 7月3日:母比率の検定、母平均の差の検定(pp. 250, 242—244.)
22. 7月6日:回帰モデルの仕組み、最小二乗法(pp. 257—262.)
Ø 補講(麻疹による休講の代替措置):18:00−19:00 1-301, 中間レポートの返却、中間レポートの解説
23. 7月10日:最小二乗推定量の標本分布、回帰係数に関する推定・検定(pp. 262—265, 266—270.)
24. 7月13日:回帰係数に関する推定・検定(pp. 267—273.)
Ø 補講(麻疹による休講の代替措置):18:00−19:00 1-301, 問題演習
Ø 「学生による授業評価」にご協力を。Waseda net ポータルからweb上でご回答願います。
計量分析入門02(前期)
l 曜日・時限・教室:(前期)火5・4-307
l 教科書:縄田和満(2000)『Excelによる統計入門 第2版』朝倉書店
l 内容:MS Excel によるヒストグラムの作成、回帰分析の実行、モデルの評価・改善
l 評価:レポート(3回程度)+出席
l 出席確認:あり
l 講義記録:
1. 4月10日:講義の進め方・評価方法などの説明、データのダウンロード、キーボード操作、などの実習
2. 4月17日:Excelの起動、セルへの数字・文字・数式の入力、セルの参照(相対・絶対)
3. 4月24日:第3章 グラフの作成(pp. 35—49.)
4. 5月1日:第3章 グラフの作成 実習(p. 50)
5. 5月8日:課題1についてのアナウンス、MS Word によるレポート作成についての解説、第4章 大量データの入力、第5章 データの並べ替え・条件にあったデータの抽出(pp. 51—62.)
Ø 課題1:3.5(p. 50)で作成したグラフのから2つを選び、それについて論評せよ。
¨ 提出期限:2007年6月5日(火)5時限開始時(2007年5月22日から延期。出席停止措置にともなう変更。)
¨ 用紙:A4版
¨
作成要領:
(1)分量:学部所定レポート表紙(1ページ)+レポート本体(1ページまたは2ページ)
(2)形式:MS Word にグラフを貼り付けて、それについて論評する。
6. 5月15日:第6章 度数分布表による一次元データの整理・分析(pp. 71—80.)
¨ 5月22日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
Ø 課題1の提出期限は「2007年6月5日(火)講義開始時」に延期する。
¨ 5月29日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
7. 6月5日:課題1提出、小学校データによる度数分布表、ヒストグラム、累積度数グラフの作成
Ø
課題2:学校データ(「学部講義スライド&資料」参照)から一種類(中・高・短大・大学 からひとつ)を選び、以下を作成・計算せよ。
(a)度数分布表;(b)ヒストグラム;(c)累積度数グラフ;(d)ローレンツ曲線;(e)代表値;(f)散らばり;(h)論評
¨ 提出期限:2007年6月26日(火)5時限開始時(2007年6月19日から変更。実習時間確保のため。)
¨ 用紙:A4版
¨
作成要領:
(1)分量:学部所定レポート表紙(1ページ)+レポート本体(ページ制限なし)
(2)形式:MS Word にグラフなどを貼り付けて、それについて論評する。
8. 6月12日:小学校データによる、ローレンツ曲線の描画と散布度の計算(pp. 80—88)
9. 6月19日:2次元データの整理・分析(pp. 93—96, 102—107, 172—174.)
Ø 課題2作成のための実習時間 18:00-19:30(休講の代替措置)
10. 6月26日:課題2回収、2次元データの整理・分析(学校データによる分析)
Ø 課題3:総務省統計局統計研修所『日本統計年鑑』平成19年 の都道府県データを使って、2次元データの分析をせよ。
¨
提出期限:2007年7月10日(火)授業開始時
¨ 用紙:A4版
¨
作成要領:
(1)分量:学部所定レポート表紙(1ページ)+レポート本体(ページ制限なし)
(2)形式:MS Word にグラフなどを貼り付けて、それについて論評する。
(3)構成:
i. 分析の目的
ii. 分析のために利用するデータ(なぜ、そのデータが分析目的に相応しいのか)
iii. 散布図による検証
iv. 回帰式の推定
v. 考察
vi. 結論
11. 7月3日:課題2返却、課題3のねらいについての解説
Ø 課題3作成のための実習時間 18:00-19:00(休講の代替措置)
12. 7月10日:課題3回収、シミュレーション、今後の学習について
Ø 「学生による授業評価」にご協力を。Waseda net ポータルからweb上でご回答願います。
Ø New! 課題3を返却しています(学生証持参で研究室3-302へどうぞ)。
以上