早稲田大学大学院経済学研究科(2007年度)西郷担当講義
(作成:西郷浩;掲示開始:2007年4月1日;最終更新:2008年1月21日)
講義の記録を目的としたページです。見栄えはよくありませんので、悪しからず。
ジャンプ:統計学研究A(前期)、B(後期);統計学特論A(前期)、B(後期)
統計学研究A(前期)、B(後期)
l 曜日・時限・教室:月5・TBA
l 教科書:岩田暁一(1983)『経済分析のための統計的手法』東洋経済新報社
l 評価:assignments(+ the final exam.)
l 講義記録:A(前期)
1. 4月9日:講義の進め方等の説明、受講者を考慮した教科書の選定、確率の定義、加法定理、条件つき確率、乗法定理、誕生日問題
2. 4月16日:誕生日問題解答、Bayesの定理、3つのコインの問題、3つのドアの問題
3. 4月23日:確率変数(離散型、連続型)、確率関数・確率密度関数、確率変数の期待値・分散
4. 5月7日:同時確率分布、周辺確率分布、条件つき確率分布、確率変数の和の期待値
5. 5月14日:確率変数の関数の期待値、確率変数の和の分散、二項分布(Bernoulli試行、Bernoulli確率変数、期待値・分散、確率関数)
6. 5月21日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
7. 5月28日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
8. 6月4日:Poisson分布の導出、Taylor展開の復習、積率母関数
Ø 課題1:
a.
内容:
(1) 教科書演習問題1, 2, 3 (p. 58)
(2) 以下のそれぞれの想定でPr(X < Z, Y < Z)となる確率を求めよ。
i. X, Y, Zが互いに独立に区間(0,1)の一様分布にしたがう。
ii. X, Y, Zが互いに独立に同一の密度関数f(t)をもつ連続型の確率分布にしたがう。
b.
提出期限:2007年6月18日(月)授業開始時
c. A4用紙を使用すること。
9. 6月11日:二項分布の積率母関数、二項分布の漸近正規性
10. 6月18日:課題1回収、正規分布、標準正規確率変数の密度関数・積率母関数
11. 6月25日:課題1返却、一般の正規分布の密度関数・積率母関数、標本抽出の基本
12. 7月2日:非復元単純無作為抽出法(標本平均の期待値・分散)
13. 7月9日 14:40-16:10 4-402+16:20-17:50 4-201:標本平均の標本分布、正規母集団からの標本抽出、標本平均と標本分散との独立性
Ø 課題2:
a. 内容:教科書演習問題1, 2(p. 159)
b. 提出期限:2007年7月23日(月)授業開始時
c. A4用紙を使用すること。
14. 7月23日:課題2回収、点推定量の性質(平均平方誤差、不偏性、一致性、など)
l
講義記録:B(後期)
1. 10月1日:統計的仮説検定の基本的な考え方(帰無仮説・対立仮説、有意水準、第I種の誤り・第II種の誤り)
2. 10月15日:統計的仮説検定(棄却域決定の基準、片側検定・両側検定、t分布による母平均の検定)
3. 10月22日16:40-18:00(Stiglitz講演のため):母平均の差の検定(二標本問題)
Ø 課題3:
a. 内容:教科書演習問題1(p. 184)(a)、(b)、(c)、(d)一対比較法で母平均の差を検定し、(c)の結果と比較論評せよ。
b. 提出期限:2007年11月5日(月)授業開始時
c. A4用紙を使用すること。
4. 10月29日16:40-18:00(JICA研修講師のため):割合の検定、割合の差の検定
5. 11月5日:課題3提出・解説
6. 11月12日:適合度検定、分割表の表側・表頭の独立性の検定
Ø 課題4:
a. 内容:教科書演習問題1(p. 193)
b. 提出期限:2007年11月26日(月)授業開始時
c. A4用紙を使用すること。
7. 11月19日:休講(校務のため。補講:TBA)
8. 11月26日:課題4回収、回帰分析(二変量データ、回帰関数、誤差、最小ニ乗法)
9. 12月3日:課題3・課題4返却、回帰分析(最小二乗推定量の性質)
10. 12月10日:残差の性質
11. 12月17日:残差と回帰係数の推定量との独立性、回帰係数の推定量の分布、回帰係数の検定・区間推定
Ø 課題5:
a. 内容:教科書演習問題1(pp. 215—216)回帰係数βについての(1)最小二乗推定値、(2)区間推定(信頼係数0.95)、(3)仮説検定(H0:β=0;H1:β≠0;有意水準0.05)
b. 提出期限:2008年1月21日
c. A4用紙を使用すること。
12. 1月21日:課題5回収、二変量正規分布
統計学特論A(前期)、B(後期)
l 曜日・時限・教室:火2・研究室
l 教科書:
ü A:Brockwell, P. J., and Davis, R. A. (2000), Introduction to Time Series Analysis, 2nd ed., Springer (逸見功・田中稔・宇佐美嘉弘・渡辺則生訳『入門 時系列解析と予測』シーピーエー出版 2004年)
ü B:森棟 公夫(2005)『基礎コース 計量経済学』新世社
l 評価:assignments + project
l 講義記録:A(前期)
1. 4月10日:講義の進め方等の説明、受講者を考慮した教科書の選定、割り当て(第1章のみ)
2. 4月17日:第1章 序論 1.1 時系列の例、1.2 時系列解析の目的、1.3 単純な時系列モデル、1.4 定常モデルと自己相関関数(pp. 1-16)
3. 4月24日:1.4 定常モデルと自己相関関数(pp. 16—18)
4. 5月1日:1.4 定常モデルと自己相関関数、1.5 トレンドと季節成分の推定および除去(pp. 18—34.)
5. 5月8日:1.5 トレンドと季節成分の推定および除去(pp. 34—36.)、1.6 推定されたノイズ系列の検定(pp. 36—41.)
6.
5月15日:第2章 定常過程 2.1 基本的性質(pp. 47—50.)
7. 5月22日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
8. 5月29日:休講(麻疹による出席停止措置のため[2007年5月21日時点のアナウンスによる]。自宅学習期間を予習・復習にあてること。休講の代替措置については後日連絡する。)
9.
6月5日:2.1 基本的性質(pp. 50—52.)、2.2 線形過程(pp. 52—56.)
1.
6月12日:2.3 ARMA過程入門(pp. 56—61.)
2. 6月19日:2.4 標本平均と標本自己相関関数の性質(pp. 61—62.)
3. 6月26日:2.4 標本平均と標本自己相関関数の性質(pp. 62—64.)、2.5 定常時系列の予測(pp. 65—67.)
4. 7月3日:2.5 定常時系列の予測(pp. 67—69.)
5.
7月10日:2. 5. 1 ダービン・レビンソンアルゴリズム(pp. 70—72.)
6.
7月17日:2. 5. 2 イノベーションアルゴリズム から 2.6 ウォルド分解(pp. 72—79.)
7.
番外:10月15日14:40-16:10:第3章 ARMAモデル 3.1 ARMA(p,q) 過程、3.2 ARMA(p,q) 過程の自己相関関数と偏自己相関関数(pp. 85—97.)
8.
番外:10月22日10:40-12:10:3.2 ARMA(p,q) 過程の自己相関関数と偏自己相関関数、3.3 ARMA過程の予測(pp.
98—110.)
9.
番外:10月30日16:20-17:50:第5章 ARMA過程によるモデリングと予測 5.1 予備的推定(pp.
141—144.)
10.
番外:11月5日18:00-19:00:5.1 予備的推定(pp. 144—146.)
l
講義記録:B(後期)
1.
10月2日:受講者との相談による教科書の選定、第1章 データの性質 pp. 7—36.
2.
10月9日:第2章 単回帰 pp. 37—52, 61—62.
3.
10月16日:第2章 単回帰 pp. 52—58.
4.
10月23日:第2章 単回帰 pp. 59—61、第3章 偏相関係数と回帰 pp. 72—76.
5.
10月30日:休講(受講者の都合により)
6.
11月6日:第3章 偏相関係数と回帰 pp. 76—82, 86—89.
7.
11月13日:第3章 偏相関係数と回帰 pp. 89—96.
8.
11月22日14:40-16:10:第3章偏相関係数と回帰 pp. 96—101.
9.
11月27日:第3章 多変数回帰 pp. 110—119.
10.
12月4日:第4章 多変数回帰 pp. 119—131.
11. 12月11日:第4章多変数回帰 pp. 131—135.
12. 12月18日:第4章 多変数回帰 pp. 135—141.
13. 1月8日:第4章 多変数回帰 pp. 141—146.
14. 1月15日:第4章 多変数回帰 pp. 146—148、第5章 誤差項の諸問題 pp. 156—165.
以上